今年は会話のきっかけに        「二十四節気七十二候」を取り入れてみては?季節の移ろいを感じる暦で豊かな日々を♪

新年迎え、カレンダーなどを新しくした方も多いかもしれません。カレンダーの中に日本古来の四季の移ろいを感じる二十四節気七十四候を書き入れてはいかがでしょうか?

二十四節気七十四候は一年を二十四等分し、「小冬」「立春」「春分」などそれぞれに名前を付けた二十四節気と日本古来からある季節の変化に応じて「芹乃栄(せりすなわちさかう/一月)」「雉始雊(きじはじめてなく/三月)」など季節の変化を感じさせることがらを七十二に分けて名前を付けた節気から構成される暦です。

元々は農事暦として使われたこの二十四節気七十四候には季節の花々の事や旬の移ろいを感じられるものが多く、熟年者の会話のきっかけにもぴったりです。

外出する機会がなかなか少なくなってしまう熟年者の方でも季節を感じ、生きているという実感が湧く季節の話は昔の思い出をよみがえらす事にも繋がることから、二十四節気七十四候は回想法にも使える便利な暦です。

晴れた日に一緒に出かけて「今日は二十四節気七十四候の〇〇の季節ですね」と話す事で熟年者も季節の移ろいへ想いを馳せる事ができます。熟年者との会話のきっかけづくりに活用してみてはいかがでしょうか?