秋も深まり冬に近づくにつれて鍋料理が恋しくなりました。鍋料理の一つの食材として「きのこ」が挙げられますが、この時期には美味しいものをたくさん食べたくなりますよね。そもそも秋には人間の食欲が増すという事が科学的にも証明されているようです。秋には旬を迎えるきのこも多く、この時期にはきのこを買って食べる人も多いのではないでしょうか?特に松茸を使った料理などを贅沢に食べてみなくなりますよね。実は松茸については馴染みが深いものであり、古来から愛されてきた食材で、万葉集には松茸に関する短歌も残っているそうです。松茸は日本では高級食材として古くから愛されてきましたが、その独特の風味がたまらなく好きという人も多く、国産の松茸ともなると一本で数万円という根がつくこともあります。しかし、実は海外では松茸は嫌われています。日本には魚を生で食べたり、卵を生で食べたり、納豆を食べるなど独特な食文化があり、これらがあまり海外では受け入れられないように、実は松茸についても日本独自の食文化なんです。外国の方々にとっては松茸の香りは「あまり気持ちの良い香りではない」などと揶揄されているのです。同じ人間のはずなのに住んでいる国が違うだけでここまで味覚や嗅覚に差があるというのはなかなか面白いですね。